災害への備えのお話 その1
災害への備えのお話その1
皆さんこんにちはフランクレンタカーです。
さて、1月17日は阪神淡路大震災の発生した日でした。
フランクレンタカーのスタッフは30代、40代以下の人が多いので、阪神淡路大震災が発生した。
1997年はまだ未成年だったスタッフが多いです。
それでも、中には近畿地方出身のスタッフがいて、
学生時代に被災者となったスタッフもいます。
直接被害を受けたメンバーはいませんが、それでも学生時代の同級生が被災し、
自宅が全壊、半壊したために復旧するまで、
通ってた高校生が急遽寮に入り寮生活となってしまったと言う経験を持つスタッフがおります。
そんな経験から、フランクレンタカーのスタッフは皆、
当時の状況やその後も起きた日本各地での震災の時の教訓を学んでいます。
さらに、食料や防災用品の準備、普段から被災したときの決め事などを
スタッフ同士や家族で共有するようにしています。
防災用品の準備を進めましょう
防災用品の中で、特に準備した方が良いものについては、
各自治体が、いろいろなパンフレットやガイドラインを準備しているので、
それらを参考にすると良いです。
やはり、何よりも必要なのは水と食料です。
いろいろな防災食料等が販売されていますが、
スタッフの中でもよく準備しているものをいくつか挙げます。
1.水、または飲み物
やはり、第一に水または飲み物を備蓄しています。
水は長期保存が可能な防災専用の水もありますが、
意外にスタッフの中では普通のペットボトルの水を用意しているメンバーが多いです。
箱買いをしてケース単位で2〜3ケース買い置きしていると言うスタッフが多いです。
これはなぜかと言うと、普段からこれらのペットボトル飲料水を飲んで、
無くなれば、次の新しい1ケースを買い足すと言うように、
うまくローテーションしながら、
普段使いを兼ねて買っているスタッフが多いためです。
そのようにすると、長期保存が可能な防災用の高価な水を買わなくても、
安価な水で準備することが可能です。
しかも、水であれば手を洗ったり、
料理に使ったり、またミルクを作ったりと用途が広いのも良い点です。
しかしながら、防災用には水を準備している事例が多い中、
水だけでなく、楽しみがない避難生活の中では、あえて甘いジュースや里入りのコーヒー飲料などを準備しているパターンもありました。
1.米
次に備蓄しているものはやはり食料が多いわけですが、
缶詰のパンなどもあるものの、備蓄としては米が多かったです。
これは、いくつかのパターンがあり、
普段から無洗米を使っている人は、この普段使っている無洗米をやや多めに備蓄しています。
例えば、常に家に10キロの米袋1袋分は、ストックしている状態として
準備していると言うスタッフがいました。
一方で、水だけがあればすぐに食べられて、
しかも持ち運びに便利で、軽いということで、
アルファ化米を準備しているといったスタッフや、
レンジで温めれば食べられるパックご飯を準備していると言うスタッフもいました。
レンジで温められるパック、ご飯は電気が使えて、電子レンジがあれば
水などもいらないことから非常に便利です。
一方でアルファ化米は軽いので、
家から持ち出すときに便利と言う利点もあります。
また、電気が使えない環境下でも、
水かお湯があれば食べられると言うのも
メリットですね。
3.主食以外の食料→缶詰
主食以外以外の食料も
やはり備蓄している人が多かったです。
主食以外の備蓄食料言えば、ビスケットや乾パン、氷砂糖などが挙げられます。
ここで、オススメは缶詰です。
最近の缶詰は缶切りがなくても開けられる上に、
加熱調理等も必要なく、
開ければそのまま食べられるのが、メリットです。
また、缶詰は、賞味期限も同じと長いと言うところが良いところですね。
ツナ缶や焼き鳥、コンビーフ、コーン缶など普段からお料理に使ったりする缶詰を中心に
水と同様、普段遣いの中でローテーションしながら、
普段遣い+ αの分を備蓄していくことで、防災備蓄を兼ねることができます。
4.主食以外の食料→コーンフレークやシリアル
またそれ以外でオススメなのは、コーンフレークやフルグラです。
コーンフレークやフルグラは、
割と賞味期限が長く、専用の災害用食料に比べると安価で軽いです。
普段遣いでローテーションをしながら食べていくことで、
普段の生活遣いと備蓄防災を兼ねながら備えることができます。
このように防災食料については、普段から使う食料を中心に、
比較的賞味期限が長いものを
少し多めに備蓄しておくことで、
被災しても普段の食生活と同じものを食べられると言う安心感があります。
また、特別防災用と銘打ってないため、
防災用の食料ほど賞味期限が長いわけではありませんが、
その分安価に備えることができると言うのも非常に大きなメリットかと思います。
ご家族が多かったり、救援物資が届くまでの想定する日数を長めに設定しようとすると、
どうしても備蓄食料にかける費用が高額になってしまいます。
その点安価でも備えられる食料は非常に貴重です。
5.主食以外の食料→甘いものや好物
また缶詰の中ではフルーツ缶も少し備えておくと良いかもしれません。
被災すると、避難生活では暗い話題や気持ちの落ち込みが、どうしても多くなりがちですし、
いつもと同じような感覚で娯楽や楽しみに触れるわけにもいかなくなります。
そんな中で甘いものや好物が食べられると言う事は、ちょっとした安らぎの時間を与えてくれます。
例えばキャンディー、キャラメルや金平糖、氷砂糖といった甘いお菓子も良いでしょう。
このように防災への備えと言うのはいろいろなものがありますが、
まずは生きるためには何を差し置いても水と食料ですから、
これらを備えておくだけでも防災への備えとしてはずいぶん進んだといえます。
しかし、水の食料準備しただけでは、
全て完璧と言うわけにはいきませんので、
次は水と食料以外の備えについても書こうと思います。
ではまた皆さん次回のブログでお会いしましょう。