介護における男と女の話
介護にまつわる男女の話
皆さんこんにちは。フランクレンタカーです。
今日は介護における男性と女性のお話をしようと思います。
人生100年時代などと言われますが、
喜ばしいことに昭和の頃から比べても
非常に元気なお年寄りが増えております。
100歳を超えてもなお元気で、
中には現役でお仕事をされている方もいらっしゃって、
その昔、昭和の頃とはずいぶんと様子が変わってきたと思います。
やはり医療の進歩や食べるもの、情報技術の進歩により、
健康や長寿に関する情報をより多く、良い正確に人々が入手できるようになったりしていますし、
また幼少期や成長期の頃の栄養状況や運動、科学などの発達、
それに伴う保護者や先生の育て方なども変わってきました。
身体が丈夫で健康な人が増えてきた証拠だと思います。
今の人はほぼすべての人が昭和以降の生まれです。
特に来年2025年には1945年生まれの人が80歳になると言うことで、
80歳以下の人はみんな戦後生まれと言うことになります。
元気で長生きする人が増えるのは大変喜ばしいことで、
人生が長いと言う事は、
すなわち人生も楽しみが長くなる、
退職後の人生の楽しむ時間が増える、
と言う事は何よりも良いことです。
介護と健康寿命
一方で、人生が長くなるにつれ、
必ずしも健康で、元気で長生きできる人ばかりとは限りません。
中には、人や道具、設備において、
程度の大小はあれど、介助やサポートが必要な方も出ていらっしゃいます。
このようなサポートが介助や介護と言われるようになります。
今このブログを読んでいただいている方の中には、
ご両親やパートナー、ご家族に介護が必要な方もいらっしゃるのではないでしょうか?
またお仕事として介護の領域で働いていらっしゃる方もいると思います。
サポートが必要な期間、つまり要介護期間は、
日本の場合、海外に比べて介護が必要な状態で生活する年数が長いと言われております。
これは健康寿命が短いということが言われる時もありますが、必ずしもそうでないこともあり、
実際に介護や医療のサポートが充実していて、寿命が長いがゆえに介護が必要となってから、
その最後の時を迎えるまでの期間が長いと言う実情もあります。
しかし必ずしも介護が必要な状態=不幸と言うわけではありません。
介助や介護といったサポートを受けながらも、
幸せに生き生きと生活される方はたくさんいらっしゃいます。
本日はこの介護について少し男性と女性には差があるというお話をしようと思います。
平均寿命の男女差
さて、介護が必要な期間についてですが、
まず男性と女性の生きる年数について、
やはり男性と女性では差があります。
女性は平均すると87歳、男性は82歳がその平均となっております。
女性の方が約5年長く生きられると言う事が統計上事実としてあるわけですね。
すなわち、同じタイミングでサポートを必要となった場合に、
女性の方が5年間、介護などもサポートを長く受けながら生活すると言うことになります。
介護を必要として生活する期間が5年間長いと言う事ですね。
実際に例えば、グループホームや老人保健施設などに訪問しても、
そこで暮らしていらっしゃる方の男女比は
10対1もしくは20対1と言うことも珍しくないようです。
これはいろいろな要因があるでしょうが、
1つは先程述べたように、女性がそもそも長生きすると言う事です。
仮に同じタイミングでサポートや施設での生活が必要になったとしても、
寿命が長い分だけ女性の方が施設で生活される人も多くなると言うのは自然な結果です。
ただ寿命の差に加えて、
女性の方がサポートを必要とするタイミングが早い方も多いことがあります。
つまり女性の方が早く介護を必要とするタイミングになり、
その後、長生きするので、
全体的に介護を必要として長い期間生活される方が多くなると言うことのようです。
男性との介護生活期間の差は、早く要介護となった期間と、
長生きする期間を足した期間の分、
女性の方が長くなります。
なので、年齢者が近い夫婦なのだと男性が介護するパターンが多いようです。
最後に
このように、男性と女性では身体的な差もありますし、それまでの生活スタイルやなどによって介護に関する差も結果的に生まれることが多いです。
女性の方が長生きすると言うのも、割と一般的に言われる中で、
その分介護がどうしても長くなると言うのも、必然的な現象と言えるでしょう。
それでもどうしても介護は避けて通れないのは、
それだけ長くて人生を楽しむ時間も長くなっていると言うことですので、
これを前向きに捉え、
また、うまく介護と付き合いながら
いろいろな楽しみを見つけていくと言うところが、
ポイントかなと思います。
フランクレンタカーではこの楽しみを、
お出かけをお気軽にと言う意味で
レンタカー事業を取り組んでおります。
車椅子の方でも少しでもお出かけを楽しんでいただくように、
フランクレンタカーは今後もレンタカー事業に取り組んで参ります。